IBC2019レポート inオランダ・アムステルダム 9/19更新

公開日:2019/09/15最終更新日:2019/09/19

ibc2019

2019/9/13-17の日程でメディア、エンターテイメント、テクノロジーショーを中心としたイベントで、ヨーロッパでも最大規模の展示会と言われるIBC2019がオランダ・アムステルダムRAIで開催されています。

テクノハウス取り扱いメーカーも多数出展しており、現地からの情報を更新していきます。

※9/19更新

 

オーディオ系

DHD.audio

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念願の日本語対応

 

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漢字も潰れずに綺麗に表示されています。

 

 

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絵文字も対応

 

 

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html5もサポート

 

カスタマイズミキサーなどを展開するドイツDHD.audio

  • 52/MX | モジュラーミキサー
  • RX2 | デジタルミキサー
  • SX2 | コンパクトデジタルミキサー
  • 52/TX | タッチミキサー
  • 52/DX | デスクトップミキサー

日本でもお馴染みのこれらの展示はもちろんですが、今回新たに日本語対応ファームウェアのリリースがありました。

「マイク1」なんかはよく使う分かりやすい表記になっています。
英語で十分でしょうと思っていましたが、日本語表記やはり非常にわかりやすいです。

意外なのは「電話1」の漢字表記が潰れずにキレイに出てるところ。
これなら「交通情報」「中継1」「気象情報」なんて画数が多いのも分かりやすそうです。

さらに絵文字も対応と言うことで、絵文字キーボードも出るようになってます。

最後の写真はHTML5をサポートしてるので、ミキサーのディスプレイにいろんな物を埋め込めますよ!のデモです。
説明している所をカメラで撮って、そのまま画面に表示させています。

この機能は、ブラウザを埋め込んだリできるので、ちよっと頑張って作り込みをしてもらえれば、APS画面だって埋め込めてしまうところです。

 

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ベルギーのVRTが所有する、メルセデス・ベンツ Vクラスを使った ENG車両が展示されていました。
この車両の音声システムとして DHD.audio の52/MX 4フェーダーミキサーが採用されています。

 

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52/MXはフェーダー面だけのコンパクトなフレームを使い、4フェーダーとコントロールモジュール2本をレイアウトして、単体機器のリモートなどを行っているようです。

 

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天井にぶら下げられたスピーカーの横に、ミキサー用のディスプレイが設置されていています、レベル監視やクロスポイントの確認設定などが行えます。

 

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手前はビデオ編集用にadobe premiereがシステムアップされています。

 

 

 

 

SONIFEX

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Dante®オーディオインターフェースAVN DIOシリーズ。

実機の出荷もはじまっており、モックアップではなく実機を展示。InterBEEでも実機を活かして展示を予定しています。

 

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トランクに詰まったデモセット。
テクノハウスにも同じ形態のデモセットがあるので、各地の展示会でご覧いたたげると思います。
全部試してみたい!そんな場合はご連絡いただければと思います。

 

 

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AVN-AIOシリーズは、マルチチャンネルのDante IOです。
Sonifexらしい「ちょっと欲しい」の隙間をうめるオーディオインターフェースです。

 

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AES67対応のグランドマスタークロックとミックスモニターは、様々な賞を受賞している、AVNシリーズの中でも安定の製品です。
システムのネットワーク化、AoIP化には必要な製品なので、今後国内での需要が高まっていくでしょう。

 

WorldCast Systems

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WorldCast Systemsは、APTの音声コーデックの他に、Ecressoトランスミッターもブランド展開もしています。

 

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Mobile SureSteamerは会外でも人気で、携帯網を使った音声伝送、映像伝送を行うシステムです。
携帯網を2つ使用してパケット通信補完を行う事で、音切れの無い伝送が行なえます。
日本ですと同じ技術を使った、APT IP CODECは国内でも多く運用されています。

 

IBC2019の期間中にディーラーミーティングも開催されました。

テクノハウスはアジアオセアニア地域のベストアワードをいただきました。

 

 

SOUND4

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Sound4のブースで発表された新製品 『x1 .CLOUD』です。
海外ではかなり進んでいるネット配信型ラジオ向けのオーディオプロセッサーソリューションです。
クラウド対応になっていて、amazonのAWSにも対応していて複数チャンネルの配信にも対応する、マルチチャンネルクラウドプロセッサーです。

 

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x1 CLOUDの操作画面、タッチディスプレイを使う事で、直感的な操作が行えるようにデザインされています。Sound4の設定画面は他のシリーズも同じような画面で、とても分かりやすいと言われています。

 

 

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Sound4のブースで発表されたりもうひとつの製品は『Eco line』シリーズです。
音質に定評のあるオーディオプロセッサー IMPACT/PLUS/FIRSTのローコストバージョンです。
必要な機能をオプションで追加するタイプなので、RDSなどの日本では使用しない機能を省く事で低コスト化が行えるのがポイントです。

 

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Eco Lineは背面もとてもシンプルです。

 

 

 

bw broadcast

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定番のEncorシリーズです。
この中でもAMラジオ用のオーディオプロセッサーは他社のラインナップにもほとんど無いこともあり、国内での導入数が増えてきています。

 

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bw broadcastのブースはいつもこんな感じのノンビリとしたくつろげるブースになっています。
ソファーもあってゆったりできるのもいいところです。

 

 

 

 

映像系

evertz

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新型マルチビューワev670-X30-HW
ライセンスにより、様々な入出力に対応可能とのこと。

 

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JPEG XSを使用し、3G single wireで12G伝送可能

 

 

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NABでも展示されていたevertzのIPプロダクトが詰まったラック

 

 

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“MIO-BLADE”
スコーピオンに実装できるevBLADEの小型版です。

現在3G,4Kのアップダウンクロスコンバーターと12Gから3Gクワッドリンクのギアボックス機能があり、来年もっとバリエーションが増えるとのこと。

 

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ev670-X30-HWという基板にライセンスを付与することにより、様々な入出力に対応するマルチビューワです。それぞれ名称が変わります。

 

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DreamCatcher BRAVOです。タッチパネル2面構成でユーザビリティが向上しています。

 

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VUEはevertzのGUIを作成するソフトウェアであり、様々な機器に使用されています。

 

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12Gを3G single wireで伝送するという表記は、JPEG XSを使用した場合です。

 

 

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evertzはRFにも力を入れており、QUINTECHを買収しました。evertzブースには写真の通りQUINTECHの製品も展示されていました。

 

 

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ライセンスにより様々な機能を付与できるevBLADE(左)とIPスイッチである3080IPX

 

 

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最近、展示会のevertzブースで大活躍のSCORPION。(写真はSCORPION-4)

 

 

 

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スコーピオンの様々なインターフェイスがラインナップされました。

 

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マルチビューワシリーズ

 

 

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EQXに取り付けるIPゲートウェイ

 

 

 

AVIWEST

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モバイル機器を多く展開するフランスのメーカーAVIWEST。

AVIWESTのSST(SafeStream Transport)は送信機から受信機に映像を途切れないように送る際の技術で、エミーテクノロジー賞を受賞しました。

 

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フラッグシップモデルのPRO380およびコンパクトなAIR320。
両方ともH.265ハードウェアエンコーダー搭載しています。

 

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アメリカの放送局で使用されているシステムで、4つのHD映像を1つのHE4000でエンコードし、それをストリームハブクラウドにアップします。

 

 

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各サードパーティを利用し、様々な利用法を提案しています。例えば、newsbridgeでは中継されている映像のテキスト起こし、顔認識が可能となります。

 

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車や三脚にも取り付け可能なQUAD CellLINK。その名の通り、これ自体にSIMカードを4枚挿入できPRO380やHE4000と組み合わせて使用することで、より安定した通信を実現します。

 

 

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複数の送信機からの映像を受信し、その映像をSDI出力するのjはもちろんのこと、IP出力によりSNSの動画サイトへストリーミングも可能です。

 

 

 

Omnitek

 

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12G-SDI対応のフィジカルレイヤーアナライザ(アイパターン・ジッター解析)/データアナライザ/ジェネレータ製品などを展開するイギリスのメーカーOmnitekブースです。

 

 

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プリセットが実装されました。
これにより、必要に応じてすぐに異なるウィンドウレイアウトを表示することが可能です。

 

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Omnitek Ultra XR

高さ方向を2RU分にした静音タイプです。

 

 

IO Industries

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VOLUMETRICビデオキャプチャカメラを発表しました。

VOLUMETRICビデオキャプチャスタジオ専用に設計されたカメラには、ワークフローの高速化、スタジオ構成の簡素化、サポート時間の短縮を実現する重要な革新が組み込まれています。

 

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VOLUMETRICビデオキャプチャカメラの詳細は下記記事をご参照下さい。