evertzのマルチビューワー3067VIP-3G-HW-2A
公開日:2021/10/01最終更新日:2021/10/01
放送局向けに数多くの製品をリリースしているevertzですが、マルチビューワーはメーカーを代表する製品のうちのひとつです。
今回は最新のマルチビューワー、3067VIP-3G-HW-2Aをご紹介致します。
マルチビューワー3067VIP-3G-HW-2Aの基本スペック
それではまずはじめに製品の基本的なスペックをご紹介します。
入力
- 3G/HD/SD-SDI対応
- 16/18/24/32入力の4種類のモデル
- 入力信号の自動検知
- 1つの入力信号につき16チャンネルのエンベデッドオーディオに対応
出力
- UHD(3840 x 2160)x 2出力または1920 x 1200(最大)x 4出力
- 各入力を任意のサイズ、位置、アスペクト比で表示可能
- 任意の入力のフルスクリーン表示が可能
その他
- 外部からの電文、コマンドによるダイナミックUMD(名称表示)、タリー表示機能
- アナログ/デジタル時計の表示
- 1/3/6RUフレームで使用可能
- ホットスワップ対応
- 電源冗長可能
マルチビューワー3067VIP-3G-HW-2Aの特徴
次にこの製品の特徴的なポイントをいくつかご紹介します。
VistaLINK PRO/SNMPによる設定、アラーム監視機能(オプション)
evertz製のソフトウェアVistaLINK PRO以外にも、すでにお使いのSNMPマネージャーでもアラームの監視をすることが可能です。
具体的な監視項目として
ビデオの監視項目
- フリーズ
- ブラック
- ロス etc.
オーディオの監視項目
- ハイ
- ロー
- ロス etc.
がございます。
上記の検知項目は入力信号ごとに個別に設定が出来ます。
また、これらのエラーを検知し画面上に表示することが可能です。
高画質なマルチビュー画面
こちらは前機種であるVIP、MVPの時代からユーザー様に高くご評価いただいている点です。
目視による信号監視の際の視認性の向上や、監視者の方の負担を減らします。
画面レイアウトをリアルタイムで編集可能
レイアウトツール”VUE-WEB”によって編集されたマルチビューの画面構成はリアルタイムに反映されます。
これはレイアウト作成時の作業の効率化を図り、作業時間の短縮に役立ちます。
ライセンスによる入力ソース数の拡張
16/18/24/32の4種類のライセンスオプションがあり、そのいずれかを導入することで稼働する仕様です。
監視対象の信号の数が増えた場合でも、新たにハードウェアを購入する必要はありません。
新しいライセンスを導入することでそれに対応することが可能です。
まとめ
このように、今回ご紹介した3067VIP-3G-HW-2Aは放送事業者の方たちの業務の効率化や負担の軽減に役立つ機能を多く備えている製品です。
個別のデモの実施やご説明など随時承っております。
各営業担当者または下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。
記事関連製品