DHD.audioミキサー52SX導入事例-エフエム滋賀様-

公開日:2015/12/16最終更新日:2018/08/10

52sx_dhd

エフエム滋賀のサテライトスタジオ「スタジオ77」にDHD 52SXを導入致しました。
これまで使用していたアナログミキサーからの入替えで、周辺機器はそのまま使用します。

 

 

52SX_DHD_2

 

両サイドをラックに囲まれているミキサーを取り外し、間にピッタリ挟まるようにテーブルを用意し両サイドのラックを使用してテーブルを固定しています。
ラックを使用することでテーブル手前側に足を取り付ける必要が無くなるので、足元を有効利用することができます。
さらにテーブル面をラックと合わせることで、ラックの上面も作業スペースとして使用する事ができるので、これまで以上の作業スペースを確保することができました。

 

 

 

 

サテライトスタジオのため、局からの正確な時刻を取得することができないので、新たにタイムサーバーと、TFT時計を導入しました。

NTP-server

タイムサーバーはインターネットから複数のタイムサーバーにアクセスして時刻を取得し、常に正確な時刻刻むNTPタイムサーバーとして使用できます。

 

今回はミキサーのディスプレイに表示する時計と、TFT時計をアナテーブルに用意しました。
TFT時計は描写時間も計算されていて、秒針のズレのない表示が行えるようになっています。
どちらの製品もテクノハウスから販売予定の製品です。

 

 

FU_BOX_technohouse

 

DHDシステムでは定番となっているFU BOXも導入されています。
必要な機能だけをコンパクトにまとめたFU BOXは、アナウンステーブルの限られたスペースでも邪魔になりません。
コンパクトなサイズながらしっかりとした重さがあるので、FUレバーの操作でもずれることはありません。
エフエム滋賀では、サテライトスタジオからの番組が多く、更新工事に掛けられる時間がなかなか取ることができず、新しいミキサーの操作トレーニングに時間を掛けることができません。その為すぐに放送で使えるように、ミキサーの操作はこれまでのアナログミキサーに近い操作感が得られるようにデザインしています。その為引渡しの翌日には通常通りに生放送が始まりました。

 

システム設計、施工:テクノハウス