IO Industriesの8KカメラFlare 48M30-CX

公開日:2018/11/06最終更新日:2020/01/29

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InterBEEが近づき、各社から話題の新製品のデモ機が続々と入荷しています。
IO INDUSTRIES もいくつかの新製品を投入してきました。
カメラの高解像度化は4Kのレベルを既に一巡し、次のレベルである8Kに対応するワークフローの模索が始まっています。

 

Flare 「48M30-CX」と「CORE2MAX」

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IO INDUSTRIES は元々がFA用途の定点カメラを開発していたメーカーですが、高解像度、高品質な小型カメラは放送、シネマ業界にも影響を与えてきました。
そのIO INDUSTRIES が提案する8Kレベルのワークフローが「Flare 48M30-CX」「CORE2MAX」の組み合わせです。

 

 

Flare 48M30-CX

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Flare 48M30-CXは35mmフルフレームの撮像素子を持つグローバルシャッターカメラで、その出力解像度は最大7920 x 6004と8Kを超えます。 そして有効範囲は無制限に変更できる為、7920 x 6004までのあらゆる解像度に対応する完全なマルチフォーマットです。 フレームレートも完全にバリアブル、8Kでは42fpsまで出力します。

 

 

CORE2MAX

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当然、これらの柔軟なフォーマットには、放送業界標準のSDI伝送では対応出来ない為、工業用規格の「CoaXPress」による6.25Gbps (CXP-6)4本でCORE2MAXに接続されます。
CoaXPressは同軸ケーブルによる映像の伝送の他、詳細な遠隔制御や電源伝送も可能な高性能インターフェイスです。
CORE2MAXには最大6台のSSDが内蔵され、8K以上も有る巨大な映像データを非圧縮で収録する事が出来る他、Windows PC とはUSB3.0若しくはeSATAで接続され、PCによるカメラコントロールを可能にするHUB的要素を持ちます。

 

 

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これらのワークフローで収録されたデータは非圧縮AVI やTIFF連番ファイルなどでPCへ伝送され編集素材として使用されます。
このようにIO INDUSTRIES はFA業界で培った技術を使い、8K収録システムを現実の物にしています。

8K製作はまだ未来の話かもしれませんが、今年のInterBEE ではその未来のワークフローに是非触れてみて下さい。
こちらの製品のInterBEE2018でのブースナンバーはホール2/ブース番号2509となります。