SONIFEX PS-SEND導入事例 Zip-FM様
公開日:2019/05/22最終更新日:2023/04/04
SONIFEX PS-SENDは IPネットワークを使用して音声ストリーミングを行う装置です。
読者の皆さんの中ではテクノハウスで扱う製品なので、放送用の機材としてのイメージが強いと思います。
ですが、今回の使用方法は直接放送に関係しない使い方となっていますのでご紹介させていただきます。
使用機材
- SONIFEX PS-SEND / IPオーディオストリーマー
放送局の多くは各地に支社を構えています。支社では自局の放送を聴くために、これまではコーデックを使って音声を伝送する方法や、最近ではラジコなどを使って聴いているところもあるようです。そんなこれまでの苦労を解消する方法が今回の導入につながりました。
最近は社内ネットワークがうまく構築されていて、支社でも本社と変わらず仕事ができるように社内ネットワークが繋がるようになっています。
社内ネットワークをうまく活用して本社、支社間でラジオを配信できるのがPS-SENDです。
今回の導入では、PS-SENDをストリーミングサーバーとして社内ネットワーク内に建てることで、複数のPCやスマホなど社内のネットワークに接続される複数の端末でラジオを聴ける環境を構築しています。
PS-SENDの最大のメリットは”コストの削減”
PS-SEND導入のメリットはズバリ”コストの削減”です。
既に使用している社内ネットワークを使用するので、新たにネットワークを構築する必要がなく、さらに受信機がパソコンやスマホなどになるので、専用の受信機を用意する必要がありません。
そして、同一のネットワークが各地の支社で使用されているのであれば、1台のPS-SENDで各支社への配信を行えるメリットがあります。
パソコンや スマホではなく、ラジオやレシーバー、共聴スピーカーを使って館内放送の形でモニターしたい場合は、ライン出力を備えたPS-PLAY、スピーカー出力を搭載したPS-AMPを使用することができます。
- SONIFEX PS-PLAY / IPオーディオレシーバー
- SONIFEX PS-AMP / スピーカー出力付き IPオーディオレシーバー