Dante®を使ったシステム構成でマルチチャンネルのブレイクアウトを使用する
公開日:2020/06/22最終更新日:2023/04/04
かゆいところに手が届くIOボックス SONIFEX AVN-DIOシリーズ
従来からあるステージボックスは沢山のチャンネルの入出力をするには非常に便利です。しかし現場では急な回線増設などもあったりするかと思います。
アンプに2chだけ音声を送りたいので、結局アナログケーブルを引き回したり、マイクを1本増やしたいのに、マイクのマルチ入力を使わないといけなかったり。
ちょっとだけチャンネルを増やしたい、システムを構築していると必ず有るかと思います。
そんな時にオススメしたいデバイスがSonifexのAVN−DIOシリーズです。
マイク入力、ライン入力、AES入出力、ヘッドホン出力、ライン出力
基本的には2chの入出力をする為のシンプルなBOXになっています。
AVN-DIOシリーズラインナップ
- DIO01 Dante®対応 アナログXLRステレオ出力 IO BOX
- DIO02 / Dante®対応 アナログXLRステレオ入力 IO BOX
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DIO 03 Dante®対応ボリューム付きステレオヘッドホンボックス(3.5mmジャック)
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DIO 04 Dante®対応アンバラステレオ入出力ボックス(RCAタイプ)
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DIO 05 Dante®対応アナログステレオ入出力ボックス(ターミナルブロックタイプ)
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DIO 06 Dante®対応デジタル(AES3)入出力ボックス(XLRタイプ)
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DIO 07 Dante®対応デジタル(AES3)入出力ボックス(BNCタイプ)
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DIO 08 Dante®対応デジタル(AES3)入出力ボックス(ターミナルブロック)
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DIO 09 Dante®対応マイク入力ボックス
- DIO10 / Dante®対応 3G/HD/SD-SDI エンベデッダー/ディエンベデッダー
頑丈なダイキャスト筐体、プラグ受け、取り付けのしやすさ
同じような 製品が他社からも出ているので、「いまさら別に」なんて思うかもしれませんが、写真をよく見てください。これがなかなか良くできています。
Sonifexの製品なのでメーカーとしては、当然音質をいちばんの売りにしていますが、それ以上に重要なのは、IOがプラグ受けになっている事。
本体からケーブルが出ていると、ケーブルの根本がどうしても弱くなり断線の可能性が出てきます。
このような製品は、ちょっとチャンネル数を増やしたい時の出番が多くなるので、ケーブルの抜き差しが当然増えてきます。
キャノンケーブルはいくらでも手に入ると思いますが、根本から断線したケーブルはやっかいです。
さらにダイキャスト製の筐体は、踏んづけたくらいでは全く壊れません。
多少雑に扱っても大丈夫なのもポイントです。
常設であれば、ケーブルは出ていてもいいし、頑丈じゃなくても大丈夫では?というご意見もあるかもしれません。実はAVN-DIOシリーズにはそこにも便利な機能が隠されています。
常設では本体を床や壁、天井などに留めておきたいなんて事があると思います。AVN−DIOの筐体の両サイドには、ビス留め用の切り欠きが用意されていて、本体を直接ビス留めする事ができます。天地逆さまに取り付ける場合でも、中身を逆さまに入れ替える事ができるので、ヘッドホンアンプなどはテーブルしたにぶら下げても操作性が悪くなることはありません。
常設で使う場合、キャノンプラグはちょっと使いにくいな、、、という場合でも、ユーロブロックを使ったタイプもラインナップされていますのでご安心ください。
デモ機もございます。WEBお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせいただければと思います。
※2023/4/4追記 プロオーディオ製品は現在ヒビノインターサウンドでお取り扱いしております。